Cave Spring Winery
Cave Spring Cellars ケイヴ スプリング セラーズ
ケイヴ スプリング セラーズ(以下ケイヴ)は、1986年にペナチェッティ家とワインメーカーのアンジェロ・パヴァンによって創立されました。
1978年、ジョン・T・ペナチェッティと息子で現当主のレン・ペナチェッティは、ナイアガラ・ペニンシュラに初めて”オールド ワールド ヴィニフェラ”を植えた。これは、モーゼル河上流のWeis Reben から購入したリースリング種であった。この事が、ケイヴスプリング社が最高品質の葡萄を栽培し、ワインを生産していく永久的な誓いの始まりであり、現在もこの信念は継続されている。
ケイヴは、2箇所合わせて70ha以上の自社畑を、オンタリオ湖を見下ろすエリアにあるビームスヴィルベンチというオンタリオ湖からナイアガラ・エスケープメントと呼ばれる崖の間の緩やかに傾斜した所に所有している。
社名は、この畑の近くにたくさんある洞窟(Cave)とそこから出る、ミネラルを多く含んだ湧き水(Spring)に由来している。
自社畑の利点は、石灰岩層と石を含んだ粘土層、泥板岩、砂岩からなる土壌と傾斜が素晴らしい排水を促しており、畑より山側の森林は、石灰岩層より下に水分を緩やかに放出する。この地下水は、乾燥した気候の中で葡萄の根をより地中深くに育て、ミネラル分を多く含んだ葡萄を育てている。
ケイヴは、ナイアガラ・ペニンシュラのテロワールがリースリングに合うと考えており、全生産量の約55%がリースリングである。
また、シャルドネ、カベルネ・フラン、ガメイ、ピノ・ノワールにも力を入れている。